HEARTは兼ねてから地域のTNR活動をしている人たちと協力して地域猫の保護をしています。
地域の人に猫を捕まえて貰って HEARTが避妊・去勢して地域に戻すと言った活動内容です。 日頃から野良猫や捨て猫が多いと言われる、ある公園にHEARTの代表が活動に出向いた時に 一匹の少し元気のない猫を見かけました。 でも、急を要する事でも無さそうなので その時は戻ってきたそうです。 その公園には 私達のようなTNR活動とは関係なく、ただ単に猫好きで自分が癒されたいからと 猫にエサを与えるだけの人たちが沢山いるのが現実です。 その人達こそ、毎日 猫と接し、猫の様子もよく分かっている筈だと思いませんか? ところが、二日後に再び その公園に活動に行った代表は たった二日前には まだ大丈夫だと思っていた、 あの猫が瀕死の状態でいたのを見付けたのです。 慌てて動物病院に連れて行きましたが、もう手遅れでした。 獣医さんの手で安楽死をして貰う事になったのです。 野良猫にエサを与える・・・一見、猫好きで優しい人の様に思えますが。 避妊・去勢もしないで エサだけ与えていれば どうなるかを考える事は出来ないのでしょうか? 食べる物があって生き長らえる事が出来れば、猫に限らず動物は子を産みます。 その子達も、やがては大きくなり 猫の場合、一年に二回も三回も子を産むのです。 一度の出産で4〜8匹の子を・・・です。 増え続けた猫たちは 道路に出て車に轢かれ、また精神を病んだ人間に虐待され、 または、今回のように野良であるが故に病気にも掛かりやすくなり… それさえ、エサやりの人間には治療対象ではならず。 ただ、無責任な人間がエサやりをしている証拠だと思いませんか? 可愛いから、自分が癒されるから 餌付けをするけど、病気の猫の治療費なんて支払う気持ちは持ち合 わせていないのです。 無責任なエサやりは止めて下さい。 野良猫を見て捕獲可能なら、まず不妊手術をしましょう。 人に懐いて病気の無い子は里親を探しましょう。 捕獲方法や里親探しの仕方が分からない時は HEARTに相談してきて下さい。 一人でも多くの方が 猫の身になって行動して下さる事を願っています。 |
CategoriesArchives
May 2024
|