東北関東大震災の皆様に被災された皆様、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。 今回の震災で多くの方が犠牲になり、また沢山の方が避難生活を余儀なくされ、大変過酷な状況下に置かれております。そして、避難されている方達の中には、愛犬や愛猫とともに避難したものの避難場所は共同生活のため、お困りの方は沢山いらっしゃると思います。また、震災は生き延びたものの傷ついたり、十分な餌を食べれなかったり、寒く凍えている犬猫が多数いると思います。 HEARTは、ペットと一緒に避難された方達の支援や震災を生き延びた犬猫達の救済ために、日頃より付き合いのある他県の2団体(新潟県の「アニマルフレンズ新潟」と滋賀県の『Japan Cat Network」)と共に協同救済支援グループ J E A R S「Japan Earthquake Animal Rescue and Support」) を結成いたしました。 活動の目的は、ペットと一緒に避難された方達の支援や震災を生き延びた犬猫達の救済活動です。 早速、動物に関しての情報が少ない事から、先日、アニマルフレンズ新潟のイザベラ・ガラオン青木代表が宮城県の被災地、仙台市に足を運んで参りました。被災した地域に向かう途中、仙台市の中心部で犬を抱えた女性に出会いました。彼女は、愛犬と一緒に避難したものの彼女が訪れた避難場所はペットの持ち込みがだめだったため、壊れた自宅で余震の続く中、3日間愛犬と過ごした後、津波の被害にあった地域から中心部の方へ逃れてきた方でした。彼女は、どうしても愛犬と離れる事が出来ませんでした。この後、イザベラさんは仙台市若林区に現地入りましたが、現場は犬猫の姿一匹を発見する事が出来ないほど悲惨な状況でした。 これから随時他の被災地を巡って救済支援を行っていく予定です。 HEARTも、今までと同様に徳島での保護活動と、出来る限りの被災地域の犬猫達の救済支援活動を行ってまいりたいと思います。現在は、代表がJEARSについての海外からの支援メール、電話に一日中デスクにつきっきりで対応しております。また、本日イザベラさんは、岩手に向かって出発いたしました。これから、随時活動を報告させていただきますので、どうぞご支援下さいますようよろしくお願いいたします。また、被災地域近辺の皆様の安全をお祈り申し上げます。 |
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May 2024
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