8月12日、HEARTに東京の方からメールが送られてきました。
そこには、徳島動物愛護管理センターで保護されている1匹のフラットコーテッドレトリーバーを 助けてやって欲しいとありました。 センターで保護されている事を他の人のブログで知られたそうで、自分は保護できる環境にいないけれど… 医療費などの その子( 後に代表によって ソフィア と名付けられる )に掛かる費用は寄付するとの事でした。 現在、シェルターがまだ無い HEART には 43匹の犬が保護されており、その半数が代表の自宅で生活しています。 みんなの散歩、エサやりなどの世話は代表が ひとりでこなしている上、保護スペースを考えただけでも難しい問題だったのです。 しかも、その少し前に管理センターから別の2匹の犬の保護を予定していたのです。 ・・・ 代表は悩みましたが、やはり見捨てる事なんて出来ませんでした。 意を決して その日のうちにセンターに電話を入れ、14日に予定されていたソフィアの処分を止めて貰ったのです。 すると、何と 14日に今度は大阪の方からのメールが入っており・・ ソフィアの保護を他の人のブログで見て、自分が引き取りたいとの申し出でがありました。 直接、センターに迎えに行くと言われましたが、センターからHEART に一旦 譲渡の約束後でしたので、 通常の HEART の譲渡審査を受けて頂く事を了解して頂きました。 その方は、今現在フラッティーを1匹飼っておられ ソフィアの事も放っておけなかった様です。 審査も無事にパスされ、晴れてソフィアの譲渡が決まりました。 そして、代表は15日に… 予定していた2匹の子と一緒にソフィアを迎えに行きました。 3匹を連れて帰る筈でした… 予定では。。 センターに出向いた代表の前に、また別の4匹が処分のために連れて来られたんです。 結局、HEART が新しく保護する子は7匹に増えました。 この流れを考えると、最初に予定していた2匹の保護を除いて、後の5匹は・・・ センターにソフィアが保護されているのを自分のブログに載せて下さった方、 それを見て、HEARTに保護依頼をされた東京の方、 HEARTのソフィアの保護を個人のブログで紹介して下さった方、 それを見て、うちの子に… と思って下さった方、 ソフィアたちを迎えに行った代表の目の前に、ちょうど保護されて来た犬達。 何人も、何人もの人の善意と諦めない思いの行動で 今頃、無くなっていたであろう大切な 「 5つの いのち 」が 助かったのです。 これは本当に奇跡ですよね、 そして無理を承知で 引き受けて来る代表を改めて誇らしく思った出来事でした。 |
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May 2024
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