またね ピッチン

今月初め、ハートから巣立った子の悲しい知らせが在りました。

彼女の名前はピッチン。彼女は、阿南の多頭飼いの場所より保護された犬達の内の一匹でした。

彼らの中で一番始めに新しい家族を見つけた子でした。
​
とても怖がりでしたが、里親さんの愛情を一身に受けて幸せな生活を送っていた矢先の突然の悲劇でした。
里親さんの報告によると散歩途中、ふとした事からリードが外れてしまい、驚いた彼女は道に飛び出してしまったそうです。そこへ一台の車が…。

彼女は、里親さんの腕の中でその短い生涯を閉じました。
里親さんは、自分がピッチンを死なせてしまったと、幸せにしてあげれなかったととても悔やんでいました。だけど、私は思います。ピッチンはきっと幸せだったと。あのまま阿南の場所でいたとしてもきっと病気等で既に亡くなっていたと思います。

それよりも、彼女をいつまでも愛してくれる、覚えていてくれる人がいる事が、彼女の生きた証になるのだと。彼女を亡くした事は本当に残念ですが、私達は彼女に愛情を注いでくれた里親さん、彼女の生きた証を創ってくれた里親さんに心から感謝しています。

　皆さんは、虹の橋の話をご存知でしょうか？きっと彼女も虹の橋で、里親さんに会える日を待っている事でしょう。
​
　その日が来るまで、またね　ピッチン。