愛護管理センターのホームページに掲載された犬の写真がSNSで拡散され、「犬を保護してほしい」というメールや電話、メッセージが後を絶ちません。善意であることはわかりますが、それが役に立つことはほとんどありません。
私たちは、定期的にセンターから犬を引き出しています。どの犬たちがどういった状況でいるのか承知しております。もちろん全てを助けることができればいいのですが、助けられないこともあり、心が痛むのです。 先週は7匹の犬を引き取りましたが、他の犬たちも助けることができるのかどうか、わからないまま無力を感じながら帰りました。 シェルターが満杯になると、レスキューを必要とする沢山の動物たちを受け入れるスペースも資源もありません。 HEARTには、不妊手術を済ませワクチン、マイクロチップ、健康診断を終え直ぐに里子にでる準備ができている子もいれば、現在病気で治療を受けている子もいます。人懐っこくて、愛情深いのに長い間ご縁が見つからない子、 スタッフやボランティアの努力で、人見知りや臆病な性格を克服した子、まだ触られたり、リードを付けて歩くことができず、根気よく社会性を身に付けている子たちなどいろんな状況の子たちが合わせて120頭ほどいます。 私たちが助けられることは有限です。管理センターに入る動物の数は限りがありません。HEARTで里親を待っている動物たちのほとんどが徳島県動物愛護管理センターから保護された動物たちです。 保護前の写真はSNSで拡散され、保護された後は忘れ去られてしまうようです。 動物たちを助けるために、ぜひご協力をお願いします。 どんなことに役立つの? 保護された動物たちを共有すること、ボランティアや寄付をすること。 HEARTにいる間、シェルターのスペース、リソース、ケアするためのマンパワーは、管理センターからずっとの家を探し始めるために、より多くの命を救うことを意味します。
0 Comments
Leave a Reply. |
AuthorArchives
September 2023
Categories |